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カテゴリ:shiroiro-ie concept( 5 )
shiroiro-ie concept/story
一時的にこちらに載せておきます。そのうち、HPにアップ予定! 


concept


古い民家を、ひたすら白くしました。

手作業で約半年以上の時間をかけて作りました。

古い民家の中にある、あらゆる素材を白色にすることで、
”白く経年への尊重””日常の中の高級感や緊張感””使い込むことで表出してくる価値”
を浮き彫りにしようと試みました。


ここでは、有志窯元集団SHIN-RAの作品を中心に、ジャンルを問わない意欲作の展示販売、イベントやワークショップを随時開催していきます。

shiroiro-ieが、まちが活気づくひとつのキッカケになればと願っています。





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story


00_依頼主からの発案



01_白く塗る/塗らない 壊す/残す



02_白の効果



03_長石の壁





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auther:mao
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by sigarakiproject | 2008-04-15 00:05 | shiroiro-ie concept
story 00
00_依頼主からの発案
00_1
2007年はじめ、信楽で窯元をされている奥田泰央さんから"民家を改装してギャラリーショップにしたい"という話が来た。
現場へ行き話を伺うと、自身のギャラリーが欲しいのではなく、所属する有志の窯元集団SHIN-RAのモチベーションを保つ場をつくり、それを拠点に自分たちの手で信楽のまちを活気づけていきたいという強い気持ちがあることがわかった。


00_2
泰央さんから、イメージは”マルジェラ”だと宣言された。
思い浮かぶコンセプトは、経年への尊重、日常の中の高級感や緊張感、使い込むことで表出してくる価値。
それらを表現するために白い空間が求められる。

また白色は、信楽焼の象徴である火や土の色の背景として際立つ色であり、自分たちの仕事を0(ゼロ)から問い直す意味でもあるという。

最初からハードルの高い宣言を受け、困惑を抱きながら改装計画を始めた。
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by sigarakiproject | 2008-04-15 00:04 | shiroiro-ie concept
story01
01_白く塗る/塗らない 壊す/残す

白く塗る:緊張感/塗らない(元の色):安らぎ 
壊す:隠れていたものを明らかにする/残す:その経年を尊重する

01_1
現場へ実測に行ってすぐ、壊す箇所と残す箇所はほぼ決定した。
天井が低い。天井をぶち抜いて梁を出そう。奥の部屋は昔は納屋だったらしいから、吹き抜けにして元の状態より経年(迫力)が感じられるようにしよう。
手前の和室は残そう。周りの床や壁を取り払い、手を加えていない部分が逆に目立つ舞台となるようにしてしまうおう。かつ、部屋の中に入ってしまえば、居間にいるような落ち着きを感じるはずだ。


01_2
一方で、20-30年前に増築・改修された台所や風呂場、勝手口は白く塗った時の情景が容易に想像できた。
工業製品と白色のマッチングは私たちに刷り込まれているのだろうか。


01_3
「こんな場所までわざわざ足を運んでくれたお客さんに、コーヒーでも飲みながらゆっくりしていってもらいたい。」
泰央さんのもてなし精神から、自ずとオープンテラスのイメージが湧いてくる。縁側の床と建具は外すので、庭に面して大きな開口部ができる。
2階も庭側は窓。庭(東側)から目一杯、日光が入る形となる。少し強度が心配ではあるが…

1階の開口部が広いと、今度はどこが玄関かわからなくなる。ファサードを引き締める効果を狙って玄関はあえて狭くした。


01_4
階段の壁を剥がすと、玄関・台所の天井裏が見えた。子供の頃の冒険ごっこを思い出す、ワクワクする空間!
台所の天井は屋根裏部屋にして、そこから玄関が見下ろせるように、玄関の天井はプチ吹き抜けを演出することにした。


01_5
2階。庭とは反対側に、ひとつ小さな窓が開いており、そこにはのどかな山の風景が、絵のように切り取られている。
2階は信楽の風景や陶器、大きな梁をぼんやり眺めていられる場所なのである。
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by sigarakiproject | 2008-04-15 00:03 | shiroiro-ie concept
story02
02_白の効果
02_1
古い材を白くするのは予想以上に難しかった。一度や二度塗りでは下から元の色が滲みだしてくる。
それでも、古い壁のゴツゴツしい表情を残すため、薄黒かった土壁を新たに漆喰など塗らず、何度も単純に塗装した。

結果的に、同じ色で塗装しているにも拘らず、それぞれの素材感が返って浮き出てきてくれた。

02_2
「白」が与える清潔感と緊張感。この効果を一層引き出すため、床までをも白く塗った。
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by sigarakiproject | 2008-04-15 00:02 | shiroiro-ie concept
story03
03_長石の壁

奥の部屋は倉庫を確保するため、壁を作る計画をしていた。表面の素材に白い石を使って、ただの仕切りではない表情を作ろうということになった。
色々ある石のうちで、採用したのが100%信楽産の長石。
陶器や釉薬の原料であり、通常は粉状に加工されたものを使う。石材として使用したのはおそらく史上初。

採掘したては普通の岩と変わらない。それが、砕いては窯で焼く作業を繰り返すと、光沢のある独特の表情を持つ石が出来上がる。

詳しい制作方法は秘密である。
なぜなら私達が開発した方法ではなく、泰央さんが所属する信楽陶器工業組合青年部が、石のまま焼く方法を試行錯誤の末に編み出したから。
信楽の土壌に感謝する「陶供養」のためのモニュメントを建立する構想が、数十年前からあり、この石を使う計画なのだ。

実験の意味も含めて、今回使わせてもらったのである。
接着方法や目地埋め、ひとつひとつ石を貼っていく作業行程には試行錯誤が幾度となくあり、多大な労力と時間を裂くこととなった。
仕上がりは上々。思い入れと話題性たっぷりの壁が出来上がった。
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by sigarakiproject | 2008-04-15 00:01 | shiroiro-ie concept



メンバー募集中!!民家を改装して真っ白なギャラリー&イベントスペースを創りました!!信楽のまちなかに潜むギャラリースポットを開拓していきます!空間の再利用、演出お任せ下さい◎
by sigarakiproject
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